移転する築地を偲ぶ

皆様こんにちは!

工務課ブログでございます。

きちんと工務らしいブログが書けない私、島田が担当いたします。

 

来月 10月 6日 築地市場がその歴史に幕を閉じます。

 

小池先生には申し訳ないのですが、私は移転反対派です。

 

だってだって、たくさんの思い出がある場所だから。

 

生まれて初めて自分のお金で食べた、回らない寿司は場内の『寿司大』で

ひどい時は週に一回、何度も何度も通いました。(料理人としての勉強も兼ねております)

このお店にはメニューが「おまかせコース」一つしかないのですが

私が席に着くと「お兄さん、ちょっと忙しいからつまみからやってて」

といって、ビールと旬のつまみがたくさん出てきます。

「それって・・・もちろん有料ですよね・・・・」なんて無粋な科白はNGです。

他にも火事になってしまった『井上』は両親と三人で、寒いなか食べた温かい思い出。

『きつねや』のホルモンをつまみながらビールを飲んで、

ビジネス街のサラリーマンを眺める贅沢。

築地には本当に沢山の思い出がいっぱい。

町は人と場所でできていますが、そこに思い出も置いておくものだと思います。

それが無くなってしまうのは、とても寂しいことです。

場所が無くなって、人がいなくなり、思い出を振り返る機会を失う。

 

『街で暮らす、そこで生きる。』

 

そんな街の中にある「家」というものにこだわっていきたい。

そこで作られる思い出は、とっても大切なものだから

一生懸命に取り組んでいきたい。

 

私はそんな風に思っています。

 

奥さんも子供もいないのに。

「家」について悩んだら、私【島田】を御指名ください。

全力で思い出作りのお手伝いをいたします。

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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