思いが人を動かす！

写真は、幕末の史上類がない無血革命明治維新を成し遂げたその主要人物を育てた吉田松陰です。

吉田松陰は安政6（1859）年10月27日、死罪の宣告をされ、伝馬町の牢獄内で首を落される。

その時に「身はたとえ武蔵の野辺に朽ちぬとも留めおかまし大和魂」と大声で読み、師の亡骸を拾おうと来ていた弟子達に伝えたと言われています。

これは、「私の身は武蔵国の野に朽ちても、日本の国難である今、日本という国を思う魂だけは　残り続ける」という意味の句です。

その「残された大和魂」を受け継いだ、松陰の弟子たちは即行動に出て、幕府軍を撃破し、新政府が築き上げられました。

「思い」が人を動かし、実現不可能なことを可能にした出来事です。

幕末の志士たちは「損か得か」とか「自分にとって都合が良いかどうか」など低俗な自己中心的な考えは一切なく、「世のため人のため」という思いで命をかけて戦ってくれた結果が、現在の平和で安全なこの日本という国を築いてくれました。

先人に感謝したいと思います。

本当にありがとうございます。

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