奇跡の鳥ダチョウの可能性

このコロナ禍にあって、ダチョウの卵から採取された抗体が注目されています。

中でもマスクの表面にダチョウの抗体を施したウイルス防止用のマスクは飛ぶように売れ

今なお生産が追いつかないという事です。

ダチョウの抗体は他にもキャンデイーやスプレー、化粧品、育毛剤など様々な商品に入れられ、

医療機関においては人工呼吸器の吸引装置の一部や医療従事者が用いるスプレー型のウイルス

予防剤などその用途が一段と広まっております。

なぜ、それだけのことが可能なのかよいえば、約1.5キロの重量があるダチョウの卵1個から

約4グラムという、他の動物とは比較にならないほど大量の抗体が採取できるからです。

ネズミやウサギの体から取れる抗体と比較すれば、その量は実に4千倍にのぼります。

ダチョウを研究して25年という京都府立大学長『塚本康浩』氏によりますと、

一般的に鳥は綺麗好きなのに対し、ダチョウは汚れをまったく気にしないにも関わらずタフな

鳥で、なかなか感染症にもかからないし、寿命も60年と破格の生命力をもっていることに気ずき

研究の対象をダチョウの行動学から免疫えとシフトしていかれたそうです。

最初はダチョウの血液から抗体を採取しようと試みましたが、2ｍ50ｃｍもあるダチョウを

取り押さえようとして蹴り飛ばされ、何度も骨折したそうです。

しかも血液から採れる抗体は純度が低く、コスト面でも馬鹿になりません。

そこで目を付けたのが卵でした。卵生動物には産卵の際、親の抗体を卵に移し感染症を防ぐ

というメカニズムがあるからです。

抗体を取り出すには、まず無毒化した病原体の一部をダチョウの臀部に注射します。

すると非常に少ない病原菌でも2週間程度で抗体をつくります。

その頃産んだ卵から黄身だけを綺麗に取り出し、遠心分離機にかけることで纏まった量の

抗体を搾取することが出来るという仕組みです。

2005年に抗体を精製する方法を確立し、鳥インフルエンザが流行しましたが、ダチョウの抗体が

感染予防に威力を発揮し、塚本先生方の活動が一気に注目を集めるようになりました。

ダチョウ個体マスクは累計で9千万枚を製造、販売。その他の製品をまで含めると、ダチョウの

抗体の経済効果はおそらく5百億円を下らないでしょう。

約100年前、スペイン風邪が世界的に大流行した時、その対策方法はマスクの着用や手洗い

うがいの励行でした。考えてみたら当時も今もあまり変わっていないのです。

確かにここ100年で科学技術は格段に進歩しましたが、こと感染症に対しては人類が

努力を怠ってきたのではないか、という疑問は禁じえません。

（感染症を武器として研究してきたC国を除いては）

新型コロナウイルスに対しても、ダチョウ抗体の新たな可能性に研究奮闘して頂き

被害を最小限に抑えられますよう期待したいと思います。

以上営業3課　佐藤でした。

住宅ローンに強い！センチュリー21うらら　ローン相談受付中

■勤続年数が１年未満で、フラットも落ちてしまった
■自営業は厳しいと聞いたことがある
■車のローンが残っている・年収が少ないと思う
■多重債務や、ローンがあって返済比率オーバーだった
■ローンが減額になってしまい、差額分が出せない
■家具家電や、引越し代が出せない
■育休中で奥様の合算ができない・・・などなど

年間1000件以上の住宅ローンの審査を行う経験値で、銀行員より詳しいプロの住宅ローン専門家がお助けします。
一緒にマイホームの夢をかなえましょう☆

家を買うためのお金のコトを相談できる店
住宅ローン・FPのプロフェッショナル「センチュリー21うらら」
http://c21-u.com/loan/sodan/