消化不良かも？

どうも！4期生の季です。

実は先週、カメちゃんを連れて帰った日に、もう一つペットが増えました！

ハエトリグサです！

肉食植物を育てるのははじめてです。ずっと虫の好きそうな匂いを出しているのだと思っていましたが、人間である私は特に何も感じませんでした。

そうするとコイツが食っている姿はずっと楽しめないじゃないか！それに、うちは虫なんかいないよ！たまに迷い蚊が入ってきても、狙っている目標は残念ながらコイツじゃなくて、私に決まってる。

そこで、私は一つの鋏のような部分に、生肉を入れてみました。鋏はすぐに閉じました、でもその後一週間経過しましたが、様子はほぼ変わらないです。

消化不良なの？食べ物がでかすぎたの？それとも、もともと植物の食べ方はそういうものなの……？考えたら、動物のような消化器がない植物は、結局水分を吸い取ることしかできないのだろう……。

幸い、このコは植物です。鋏一つは葉っぱと同然に犠牲にしても全然気にしなくていいようです。動物が消化不良になったらかわいそうですね。

知っていた上での実験は面白いですが、何も調べずに他の生物に勝手にいろいろやるのは、他の生物の立場だったら本当に絶望だなぁと今は感じています。

私は小さい時から、生き物が大好きなおじいちゃんおばあちゃんのうちで育てられました。猫や犬、九官鳥や魚類のような普通のペットはもちろん、鶏のような生産性のある動物もずっと飼っていました。生物なら何でも大好きのおじいちゃんは、私を喜ばせるために、たまにでかい芋虫を拾って帰って、「待ったら蝶になって飛んでいくんだよ」って、私の教材にしてくれました。今の私は小さな芋虫でもすごく苦手になりましたけど、よくあの頃平気で８センチもある芋虫を手で遊んでたなぁ。今振り返ると、すごく不思議です。

小さい頃は、あんなに人間以外の生き物に囲まれた環境で育てられて、多分無意識のままで多くの生き物をいじめたことがありました。子供は好奇心旺盛な悪魔だから。その好奇心は、尊重や慈悲が全くなく、自分中心で他者を破壊することに基づいた好奇心でした。

大人になって、生物を家に拾って帰ることで、なんだかその生物自身のことにもっと好奇心が湧いてきていました。このコの自然の故郷は、どういうような環境だったのだろう……。勝手に自分の家に連れて帰って、本当に喜んでいるかなぁ。その生物に関する知識をしっかり勉強しないと、無責任だし、面白くもないと感じています。

ペットとは言っても、生き物はおもちゃではありません。特にそこまで知能があるとは言えない生き物は、生存のためにだけであってももう精一杯です。

生物を家に持って帰ることは、その生き物を独占して付き添ってもらうわけではなく、自然の一部を近くにおいて観察できるようになったことに過ぎないのです。そういう自然に対する敬虔な気持ちは大事だと思います。

ちなみにカメちゃんは、もう私のことをあんまり怖がらないようになっていました。手を出しても頭を隠さないようになって、もう危険な存在じゃなくて、餌を提供する道具として認識されているようですね。

最近気づいてきたことは、人間のすべての活動は、所謂勉強と実践に過ぎない。遊びもそうだし、仕事もそうだと思います。新鮮な気持ちを得るためにずっと勉強することが必要だし、実践により自分の考えや勉強の効果を試すことができて、さらに面白くなります。

ハエトリグサがよく育つには、充実な水で十分らしいです。でもカメちゃんは多分、水槽生活には満足できないと思います。これからは少しずつ、カメちゃんのために自然の生態システムにもっと近い住環境を作ってあげたいです。

ではまた！

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