鍛錬する

昨年のことになる。道友のご案内を頂き、肥後の岩戸山に行った。宮本武蔵が独り死の直前まで籠り、『五輪書』を書いた所という。裾地から急斜面を5メートルほどよじ登ると洞窟に出る。20畳はあろうか。天井までも数メートル、意外な広がりである。

武蔵は「天道と観世音を鏡として、十月十日の夜寅の一てんに、筆をとって書初むるもの也」と書いている。「寅の一てんは午前4時半である。洞窟から仰げば満点の星。吹きさらしの風は夜気に冷えていたに違いない。『五輪書』に取り組む武蔵の思いの深さが身に沁み、粛然と佇立するばかりだった。

鍛錬といえば、この一書を思い起こす。鍛錬に鍛錬を積み重ねたそ一生を思う。

武蔵は『五輪書』の「水の巻」の最後でこう言っている。「千日の稽古を鍛とし、萬日の稽古を錬とす」千日といえば、ざっと三年である。稽古に稽古の三年を費やして、ようやく鍛えあがる。その鍛え上げたものを土台に三十年の稽古を積み重ねて初めて練りあがるというのである。

武蔵はその生涯に六十余度の真剣勝負を行い、一度も負けることがなかった。その人にして初めて言えた言葉ではないだろうか。

「今日は昨日の我に勝ち、明日は下手に勝ち、後は上手に勝つと思い」続けた鍛錬が、武蔵を剣聖にした最大のものだった、と思わないわけにはいかない。

そして、一番大事なのは心の鍛錬だろう。「楽観主義は意思の所産である」というフランスの哲学者アランの言葉を待つまでもなく、人の心はほおっておくと、不安、不平、不満、嫉妬に陥る。あるいは傲慢、慢心に染まる。

しかし、見事な人生を生きた人たちは例外なく、「物事を前向きに考える」「感謝の心を忘れない」「愚痴をこぼさない」「明るく謙虚である」という方向に、自分の心を鍛え続けてきた人達である。という事を忘れてはなるまい。

致知の言葉 小さな人生論の第2章 己を尽くす の鍛錬するからでした。以上営業 佐藤でした。

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