台湾の高校野球部の実話「KANO」

現在、熱戦が繰り返されている高校野球ですが、かつて台湾の高校が甲子園準優勝を果たしたことがあることを知っていますでしょうか？

日本統治下の1931年、台湾代表として夏の甲子園に出場し、準優勝した嘉義農林学校（通称：嘉農＝かのう）野球部の実話を描く台湾映画「KANO」が、2014年台湾で上映され大ヒットとなりました。

その動画は、現在youtubeで見ることができます。台湾の映画ですが、セリフのほとんどが日本語なので問題なく理解することが可能です。

ぜひ高校野球が好きな方は見ていただきたい映画です。

映画の概要は以下の通りです。

1929年に誕生した、日本人、台湾人（台湾で生まれ育った漢人）、台湾原住民（台湾の先住民族）で構成される嘉義農林学校野球部が新任監督の近藤兵太郎を迎え、甲子園進出を目指すことになる。近藤の鬼のような特訓を受け、連敗続きだった野球部員は、次第に勝利への強い思いがわき上がり、甲子園出場の夢を抱くようになっていく。そして31年、台湾予選大会で連勝を続け、常勝校の台北商業も打ち負かした同校は、台湾代表チームとして日本へ遠征。その一球たりとも諦めないプレイは観衆の心をつかみ、日本中の注目を集めることとなる。

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