昨日は、人を大切にする経営学会東北支部第3回公開フォーラム参加のため杜の都 仙台に来ました。
紺野社長、二宮社長、坂本先生の講演、どれも心に響きました。
特に二宮社長の講演は、同業と言うこともありいろいろと考えさせられました。それと同時に、これから当社が地域のために徹底的に行っていくサービスの方向性も間違っていないことも認識できました。
会社経営の根源的な問いである
「会社とはいったい何だろう？何のため、誰のためにあるのだろう？」
この解についても人を大切にする経営を行っている会社は、ほぼ一緒です。
「会社とは社員が幸せになる場所」
「会社とは好きな事で人に尽くして、自分も家族も幸せになっていく場所」
「会社とは自分たちの仕事が世の中に役に立っていると実感する場所。この仲間たちと今ここにいてよかったと実感できる場所」
等々、基本は、「家族である社員の幸せが一番大事」と考えてます。
私も新卒の説明会でも話していますが、私が考える順番は、第一に「家族」である社員が幸せになること、第二に社員がお客様に感動していただく仕事をすること、そして、第三に私たちに協力してくれている周囲(取引業者等)の方たちにも一緒に幸せで豊かになることです。
もちろん、私たちにとってお客様は大切です。お客様がいなければ事業自体が成り立ちません。
しかし、お客様が幸せになっても、そこで働く人間が幸せでなかったら意味がないと思います。
誤解されると困るのですが、これは社員とお客様のどちらが大事とか、どちらが上とか下かという話ではないです。
ある社長さんが言っていた例えがぴったりなので代用させてもらいます。
「社員」「お客様」「会社」の関係を機械式の古い時計に例えるなら、まずは「社員が幸せになる歯車」を回し、「お客様が幸せになる歯車」も回る。それによって「会社が良くなる歯車」がどんどん回り、結果として「社会が良くなる歯車」も回っていく。
近江商人の言葉にある「三方良し」を作っていきたいと思います。
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