本日の営業1課ブログ担当者は、今年37歳、中年街道まっしぐら!!
男盛り急降下中の鈴木が担当致します。
笠間市にあります、笠間日動美術館の分館である春風萬里荘に行ってきました。
以前ブログでも紹介した北大路魯山人の住居を、昭和40(1965)年に北鎌倉より移築したものだそうです。
建築基準法第22条により、茅葺き入母屋造りの住居は日本から姿を消しつつあります。
故きを温ね新しきを知ることで新たなインスピレーションが生み出せないかと体感してきました。
浴室!!周りの陶板は魯山人自作のものらしく、半円筒形の織部陶板が青竹のようにめぐらされ、棕櫚縄(しゅろなわ)でしめられた絵付けがなされています。
茶室から眺める中庭。この日は気温25°を越える気温でしたが、舞い込んでくる風の涼しいこと・・・贅沢ですな。
京都 龍安寺の石庭で有名な枯山水ですが、ここは茨城県笠間市です!!ただ眺めるだけで頭が空っぽになりました。
魯山人が好んだ言葉をアイキャッチ画像にしました。
春風萬里
唐詩選、李白の詩文から引用。
昔、黄鶴楼の西楼で月を眺め、長江の万里の流れに思いをはせた。
それから春風が吹くのも三十回（三十年が過ぎ）、今は（他郷で）むなしく武昌の町を思い出す。
（武昌に旅立つ）あなたを見送るに当たって、どうにも別れることができない。 別れの杯（さかずき）を唇に当てるが、別れを惜しむ気持ちで、それを傾けて飲み干すことができないという感じです。
「考えるな、感じろ/Don’t Think. Feel!」である。
また月日が経ち、老いて感じることがある・・・またその時に訪れたい。
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