八坂神社はなぜ震災に強いのか？

全国に10万～20万社もあるという神社の中で、東北の震災時にもあまり被害を受けなかった

と言われている【八坂神社】祭っているのは須佐之男命に稲田姫になります。

全国に約2300社もあると言われている八坂神社ですが、津波の影響をあまり受けなかったという

事で一時期話題にもなったようです。勿論通常よりも高台に建てられたという事も

あるのでしょうが、須佐之男命の神力なのか？

神社にはご神木と言われる1000年クラスの太い木が茂っており鎮守の森ともいわれております。

根の深い木は、台風や水害、津波にも耐えて数百年地域住民を支えて来たのだと思います。

関東大震災時の火災も、神社の鎮守の森で止まった所があると云うお話もあります。

東北の震災後には、海岸線に災害土砂を並べ、そこに盛り土をしてさらに根の深くなるタブノキや

樫の木ドングリなどを植樹しておけば、次の氷河期迄津波で人が死ぬことは殆どなくなるでしょう

と提案していた大学教授もおりました。

たとえ津波が盛り土の植樹された森を抜けても戻ってくるときに、木を掴むことができて助かる

という事でした。

但し、素戔嗚の尊の髭から杉の木が生えて来たという言い伝えがあり、それゆえに全国に

杉の木が多いのか？

それにしても、津波や土砂災害には杉の木や松の木では根が浅いのと土が瘦せていくので

水持ちも悪く水害からの防御には相応しくないと思います。

切りたった山に植えてある杉林が、大雨で立ったまま流れていくシーンをテレビで何度も

見ておりますが？針葉樹では腐葉土もたまらないので、水持ちが悪く土砂災害になってしまう

所が多いのではないのでしょうか？

海岸線の松原は風景としては素晴らしく防風林にもなるでしょうが、大災害を考慮した

国土計画をして頂きたいと思います。

又ついでに、コンクリートでの防潮堤は水の速度が増して壊れるのと、河川の氾濫時には逆に水が

溜まってしまうという事例もありました。

是非とも将来の災害に備えて防潮林を海岸線や河川に植林されることを提案したいと思います。

以上、本店営業部　佐藤でした

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