来期の経営計画書

来期の経営計画書が製本されて納品となりました。

作成に携わっていただいたみなさま、ありがとうございます。

この経営計画書を元に、社員が力を合わせお客様の豊かさのために全力で仕事をしていきたいと思います。

経営計画書の前文↓

この経営計画書には、チームで仕事を行っていくうえで「何が良くて、何が悪いか」を明文化しました。判断に迷ったときには、この経営計画書を参考にしてください。

またこの経営計画書は、うららファミリーという船が、どこを目的に何を大事にしながら進むのかを記している航海地図です。

では、具体的にどこを目的に進んでいるかって？

それは、「100年先までお付き合い」という経営理念の実現です。

この経営理念の意味は、

「社員とその家族を一生守り」

「社員の豊かさを通してお客さまを一生守る」

「社員とお客さまを守るため100年続く会社にします」

ということです。

※今期より「幸せ」という言葉を使用せず「豊かさ」という言葉に変更することにしました。

「幸せ」という言葉は個々の捉え方によっても違うということに加え、「相対的」に比較して感じる（人の不幸は蜜の味のような）厄介な側面がはらんでいるというのが理由です。

それに代えて「豊かさ」は必ずしも誰かを貶めなければ感じられるものではないと思います。豊かさは相対的な要素が低くてもきちんと実感することができるものであるため、ある程度絶対的なものとしての基準を持つことができます。

〇家族である社員の豊かさが第一

「会社とはいったい何だろう？何のため、誰のためにあるのだろう？」

私の答えは、

「会社とは社員が豊かになる場所」

「会社とは社員が仕事を通して人間的に成長できる場所」

「会社とは社員が自らの夢を実現できる場所」　と思っております。

もちろん、私たちにとってお客様は大切です。お客様がいなければ事業が成り立ちません。

しかし、お客様が豊かになっても、そこで働く人間が豊でなかったら意味がないと思います。

経営者として私が考える順序は、第一に「家族」である社員が豊かになること、第二に社員がお客様に喜んでいただく仕事をすること、そして、第三に私たちに協力してくれている周囲（取引業者等）の方たちも一緒に豊かになることです。

誤解されると困るのですが、これは社員とお客様のどちらが大事だとか、どちらが上か下かという話ではありません。

社員にとって都合の良いこと

お客様にとって都合の良いこと

会社にとって都合の良いこと

私は、上記の「３つの都合の良いこと」が、近江商人の言葉にある「三方よし」で成立している状態を、つくりたいと考えています。

世の中を見回すと、会社に都合の良いことがお客様や社員にとっては都合が悪く、逆に、お客様や社員に都合の良いことが会社にとって都合が悪いということが大半です。

「社員」「お客様」「会社」の関係を機械式の古い時計に例えるなら、まずは「社員が豊かになる歯車」を回し、「お客様が豊かになる歯車」も回る。それによって「会社が良くなる歯車」がどんどん回り、結果として「社会が良くなる歯車」も回っていく。

順番に３つの歯車を回すことで、社会が良くなっていく、つまり誰にとっても良い仕組みを実現したいと強く思います。

〇「100人いたら100通りの働き方」の実現に向けて

性別や国籍などとは関係なく、そもそも人は多様であり誰一人として全く同じ価値観を持っている人はいません。当社では、「100人いたら100通りの働き方」があってよいと考え、メンバーそれぞれが望む働き方を実現できるようにしています。

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