六次の隔たり

六次の隔たりをご存知でしょうか。

六次の隔たりとは、イェール大学の心理学者スタンレー・ミルグラム教授の実験によって広く広まっていったもので、1人あたりが44人の友達を持っているとしたら、6人辿っていくことで、世界中の人々と繋がることが出来る…つまり44⁶＝約72億5,630万人(≒世界の人口)という計算に基づくものです。日本でしたら23⁶＝約1億4,800万人(≒日本の人口)になります。(参考：Wikipedia)

上記の実験を『水曜日のダウンタウン』で「数珠つなぎ6人で誰の電話番号にでもたどり着ける説」が検証されました。1人の友人の数を44人と仮定した場合、6人を数珠つなぎすれば誰とでもつながることができるという「6次の隔たり」という理論をもとに、今回の説が検証されました。

番組では6人を数珠つなぎしたゴールを「ダウンタウン」の松本人志さんに設定し、調査がスタートした。街行く人々にスタッフが協力を求めたところ、はじめに応じたのは“アパレルブランドのショップに勤務する男性”で、スタッフが「松本さんと面識がありそうな友人はいないか？」との質問を投げかけたところ、2人目は“スタイリストの男性”につながる。

3人目は“別のスタイリストの男性”につながったのだが、その人物が“松本さんのマネージャーの連絡先”を知っていたことから、なんと“4人の数珠つなぎ”でゴールの松本さんへとたどり着いた。念のためもう2回追加で調査が行われていたが、いずれも「中学校講師→舞台俳優→X-GUN・さがね正裕さん→三又又三さん→松本さん」「美容師→映像編集者→映像編集者→竹内誠フジテレビプロデューサー→松本さん」と“4人”で松本さんにつながる結果となった。

六次の隔たりが実際に検証される結果になりました。

人と人とのネットワークというのは予想以上につながりがあって、世界は思っている以上に狭いということですね。

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