湯沢リゾートマンションに思う事

写真は、本日の福島県にあるグランデコスキーリゾートです。

湿雪でしたが、本日もスノーボードを楽しめました。

福島県内のスキー場は、割と空いていて好きです。

スキー場もたくさんありますが、雪質が良くて有名な北海道のニセコなどは、インバウンドの方が土地やマンションを購入して、価格が高騰していると先日お会いした北海道の社長に聞きました。

方や、当社のスキースノーボード部でもよくいく新潟県湯沢などは、バブル期に建てられたリゾートマンションがゴースト化しているようです。

 

バブル期前後のスキーブーム時代に、実需や将来の値上がりを見込んで投資用に1戸当たり数千万円で購入されたものだが、バブルがはじけて暴落、さらにリーマンショックで追い打ちがかかり、今では安いものは1戸当たりの価格が数万円から高くても200万円程度。事実上、値が付かない物件も多いのが実態だそうです。

リゾート用に建てられたため部屋の面積が25~50平米と小ぶりのものが多く、25平米の部屋で固定資産税は年間5万~6万円になり、電気・水道の基本料金やマンション管理費なども含めた年間費用は1部屋を所有するだけで35万~45万円は掛かるようです。

そもそもスキー人口も減っている事から、このようなリゾートマンションは、1年で1日でも使う割合は1割以下と言われるほど。

こうなると、マンション管理組合が管理費を徴収しようにも相手が見つからない状態が起きているようです。

最終的にはマンションを競売にかけるが、ただ同然の価格にしても買い手が現れないことが多く、やむを得ず管理組合が引き取るとの事。

今後は、国内での需要は見込めないと思うので、インバウンド向けに民泊や販売をしていく事が、マンションをゴースト化させないための秘策ではないかと思います。

温泉やスキー場など日本には世界の人から見ると素晴らしい観光資源があるので、それをどう宣伝していくかが鍵ですね!

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